お久しぶりです、さっとらです。
藍の円盤どうでした?って話。
ネタバレあります。スタッフロール後にてらす池に行ってないようなトレーナーがいたら、こんなん読んでないでキタカミの里に引き返してください。
フィールドと新ポケモン
イッシュ地方・ブルーベリー学園!
舞台はイッシュ!水中の巨大ドームがまるまるビオトープであり学校!
なかなか夢のある設定でしたがポケモンの"野生"感は感じられませんし、フィールドがまるまる人工建造物となると冒険してる気分にならない(どこまで行っても作った人の範疇なので)のは少しマイナスだったかもしれません。まあエリアゼロに行くのは確定してるし、人の手の入ってない大自然はヒスイとキタカミで散々やったからいいよね!っていうのはそう。たまにはこういうのも良かったですね。
リージョンフォームや化石ポケモン、ヒスイのポケモンもいます。バサギリいるエリアに黒の輝石っぽい尖った岩があるのを見ながら、ドームを作るに際しての工夫やら苦悩やらを想像するだけでご飯が進みます。
そしてやっぱり一番の驚きと盛り上がりはこれでもかというイッシュの要素!もう最初の最初の戦闘bgmの時点でアガりまくりでした。
サバンナエリアは耳に穴が開くほど聴いた3番道路のアレンジが入っています。これまでシママが唯一野生で出現していたのもbwの3番道路でした。
コーストエリアはホドモエシティの南国風アレンジ……ホドモエシティの南国風アレンジ!?こんな言葉を使う日が来る世界線にいることに感謝しかありません。Twitterじゃたまに言ってますけどホドモエのbgm好きなんですよね…。
他にもリーグ部室ではヒウンシティbgmがそのまま流せますし、
四天王それぞれには出身としてイッシュの町が設定されていたり、ジムリーダーが身内だったりするし、
自然保護区にしか見えないフィールドがあったりします。
ブルーベリー学園がイッシュ地方にあること自体は前編でもさらっと触れられていましたが、そうは言ってもイッシュのどこかの沖に沈む全く新しい舞台な訳で、ここまで至るところでイッシュを感じられるとは思ってもみませんでした。ここまでやったらもう一周回ってbwリメイクないのでは…?リメイクでまたbgm出し直したらホドモエシティだけで3バージョンもできちゃうぞ?
新フィールドの話となるともうひとつ、ゼロの大空洞もありますが、こっちはシナリオの項にまとめます。リーグ部の内装とかも後述で。
ポケモン
ポケモンの話に移りましょう、新ポケモンは兼ねてから公開されていたテラパゴス、ブリジュラス、タケルライコとテツノカシラのほかにもう3体でした。うち2匹はバージョン限定のパラドックスポケモンなので完全初見で相対するポケモンは2種類でしたね。
テラパゴス
マスボブレイカー。最初に書いちゃったけど、今回一番掴みどころが分からなかった新ポケモンがこいつです。ゼロの秘宝、全然分からん!こいつ何???
形態は3種類で、テラスタルで姿を変えるとすごい数値になります。見た目もすごいです(円盤のポケモン)。すごいけど……こいつの情報がなさすぎて他の感想が出ないよ〜〜〜綺麗だしかわいいね……。あと地味にノーマルタイプの伝説も久しぶりな気がする、今までのポケモンだったらエスパータイプとかにしそうな見た目してる。
シナリオ中での扱いはシナリオの項目で書きますけど、近年の禁伝の中じゃダントツで感情入れにくい関わりの薄さじゃないですかね、ゼルネアスイベルタルあたりと同じレベルなんじゃ……。一応3つのフォルムそれぞれに図鑑説明があるので、3フォルム×2バージョンで計6つの図鑑説明文を持っています。バイオレット版の説明文では全くの未知のポケモンという訳ではなく、大昔には認知されるレベルの存在だったことも窺えます(話題になったアニポケの誤植「コダイカメ」とも通じる部分があります)。
まあ昔の禁伝って関わりこれくらいだった気もするし、このポケモン自体にそんな悪い印象はないです。
ブリジュラス
カキツバタの切り札で、こいつは見た目から設定、専用技まで公開されていました。エレクトロビームはシナリオ中カイオーガの横で水相手に撃ったりしましたね。ジュラルミンのポケモンから進化して、なんで橋になるんだ……。
「なんかステータス高いな、ジュラルドンの進化だしまあ当然か……」と思っていましたが、まさかのDLC産600族でした。1進化の600も前代未聞です。というか分岐追加のカミッチュはもとより、直前世代の最後のジムリーダーの切り札が進化するの無法すぎないか?キバナ(ジュラルドン)と剣盾主人公(ニャース)で進化前キョダイマ使うとかいう共通項できちゃったけど。
カミツオロチ
完全初見枠でスグリの切り札。カミッチュに進化の輝石使えたのは不具合じゃなくて良かった、というのが第一印象でした。あと名前かっこいい。
さすがに……せまくないか?カミッチュの時点でだいぶ狭そうだったのに、7匹は無理だろ……。あとりんごオロチポケモンってなに?さすがほのおワニポケモンから始まった世代は最後まで分類が一味違うなあ。
タケルライコとウガツホムラ
3犬のパラドックス残り2匹ですね。ライコは雷竜、ホムラは角竜のモチーフと合わさっているのでしょうか。タケルライコは見れば見るほど好きになるデザインで、脚の形状やら模様やらは特にお気に入りです。
一方ウガツホムラは3犬パラドックスの中では最も無難な見た目で、それ故にエンテイの良さがかなり残っている印象。ホムラの良さ=エンテイの良さになっている気がしました。ここ2匹は扱いとしては準伝説になるんですかね、ライコは見た目が好きすぎるし、6世代で使い込んだエンテイと似た配分してるホムラも今から使ってみたくてたまりません。シナリオでの扱いは後述。
テツノカシラとテツノイワオ
3闘の未来パラドックス。実はこれ書いてる時点だとバイオレット版の攻略(2周目)まではできていないので、実機で捕まえたことはまだないです。カシラは実際に動いてるところ見ると青い発光がクールですね、イワオは主に後ろ半分がテラキオンと比べてかなりシュッとした感じ。テツノイサハもですが、元のイメージを割とそのままにロボ化させていて普通にかっこいいくらいですね、個人的にはテツノドクガの変形羽とかテツノツツミの首飛びみたいなギミックがあった方が未来パラドックスは好きです。
新規内定ポケモンについて
あとは既存ポケモンの追加について。
メタグロスに乗って旅をするのが夢なので(唐突)、メタグロスの移動モーションは真っ先に確認しましたし、実際完璧でした。SVの金属の表現ともマッチしてて本当にかっこいいよこのポケモン……。
シンクロマシン使うと飛行形態のまま滑空できたりもします。
スイクンも今回かなり表現に恵まれたポケモンの一匹で、頭部のクリスタルのような突起の質感がこれでもかというほどリアルになっています。背中の毛並みの表現も良いですね。
進化が追加されたジュラルドンは胸二段目の質感が他の箇所とは異なるようになりました(スケールワールドからの逆輸入ですね)。
これはランターンの尾びれ。
ナックラーやデンチュラは専用のフィールドのようなものまで用意されていて、よりポケモンのいる世界を想像しやすくなっています。バチュルはフィールド上での動き方も特徴的でしたね。
この他じっくり見られていないポケモンもまだまだ多いので、またしばらくはボックスのポケモンと戯れるだけで時間を潰せそうです。
シンクロマシンの登場で、既にパルデア入りしていたポケモンの新たな一面も見ることができ、ポケモンの掘り下げとしては今回かなり満足しています。
シナリオ
留学から四天王攻略まで
序盤は公開済み情報の説明が続きます。初戦闘でテラスタル使わずに倒したら専用の台詞があったあたりから、さては今回は特殊台詞多いな?スグリは絶対反応してくれるな?って確信がありました。
コーストエリアのブルレクの授業で、「これからはこんなミッションが続くんだろうなあ」と思ってたら、わざわざボックスのポケモンを先生に見せるような課題は結局ここだけだったという話。勉強しに来たのにブルレクしかできねえ!留学なのに!
相変わらず面白い女が登場し、続けてスグリくんも登場。笑っちゃうくらい分かりやすくグレてくれた様子。
ここの食堂のシーンが再会後最初の会話になるんですが、ここの反応とかは100点って感じでしたね。新しい環境でキャラ変えてみたら皆の目の前で昔の友人に会ってしまった、とかスグリくんに感情移入すると途端に笑えなくなりますが。
その後は追加DLCらしいスピード感ですぐに四天王チャレンジに突入、正直普通にランク戦もやってみたかったぞ……。
SVのジムテストはエクササイズやらソリ滑りやら反応に困るものもあったので少し不安でしたが、今回の四天王チャレンジはどれもクセがあって面白かったですね。唯一ネリネのチャレンジだけ少し単調にも感じましたが、ライドポケモンの飛行開放が偉すぎるので不問とします。
タロと四天王チャレンジがこれ。9世代のDLCまで来てやることがピカチュウの可愛さを全面に出すこと、とか相変わらず強火すぎるだろ……。フレームのピンク色もかわいいですね。
最後の問題は近くのトレーナーがヒントを教えてくれる、というのもRPGを感じました。戦闘後の主人公の選択肢が少し変でしたよね、スグリと一緒に暮らすときといい、DLCでたまに出てくる気持ち悪い主人公なんなんだ……これがゲーフリのイメージする思春期なのか……?(まあ、選ぶんですけど)
カキツバタの四天王チャレンジはこれまでに捕まえたポケモンが一切使えないというかなり斬新なもの。ファクトリーに似た面白さがあって最初に話聞いたときは勝手に盛り上がってましたが、相手がちょっと弱すぎたのと、これまでサクサク進んできたのが急に止まるテンポ感の悪さは少し気になりました。あとレイド産ポケモン使えないのは先に言ってほしい……。
アカマツくんのチャレンジも面倒な部類でしたが、台詞がかなり狂気に塗れていてそこまで退屈はしませんでした。アカマツ自身ここに来て過去作の御三家が切り札なのは珍しい気がします(というかアニメではちょこちょこいたけど、本編で切り札がバシャーモなの主人公ライバル除くと本当に初なんじゃないか……?使うだけでもダリアくらいしか思いつかない……)。
ブルベリーグ四天王、最近の例に漏れずしっかりとキャラが作り込まれていて良かったですね。カキツバタの過去に何かありそうな気だるげさ、ネリネの固そうに見えて情に熱い感じは魅力的でしたし、アカマツやタロの使うタイプ・見た目とのギャップが少ないキャラ設定も一周回って最近は少ない気がしているので楽しめました(というかこれまでのフェアリー使いが癖のある奴ばかりなのなんなんだ……)。
で、スグリ戦です。
ぽにお出したときのリアクション、100点!!
前編配信からこれまで様々な再開予想FAが流れてきましたが、その中でも100点だったと思います。会話の中で、よりも戦闘中にこれ挟んだことで勢いそのまま直球の台詞にできてたと思います。
PTはダブルで強いらしいポケモン集めました、みたいな手持ちをしていて、その割にはポケモンどうしのシナジーがあまりなく、当然準伝パラドックスもいないので結局終始「強そうだけど……」という感覚。難易度に関しても、まあ長年やってる以上クリア後のストーリーで苦戦することはないと思ってましたし、実際非常にレベルは高かったですが他と変わらないペースで倒せました。ウォロやBDSPシロナの前にこれが出てきてたら盛り上がったのかなあ。あとbgm良かったです。
スグリ戦後は個人的に四天王の人物が一番表れているムービーが流れ、間髪入れずにエリアゼロへと舞台が移ります。もうこのあたりから若干スグリくんの性格が元に戻ってきてますが、伝説のポケモンへの執着はそのままの様子。
ゼロの大空洞
いや結局行くの4人だけかーい!
散々危険な場所、未知な場所って前フリしておいて4人は少なくないか……?というか研究者1戦闘員3とかいう偏った編成も気になるし(せめてボタンみたいなメカニックは連れてこないと最初に大穴入ったときの博士の忠告がおかしくなる気もします)、おまけに仲間内の空気が悪すぎる。まあホームウェイの4人も最初はそんな仲良くなかったし、大丈夫なのかな……?でもこのブライアとかいう人途中で丸くなるタイプじゃないでしょ……。
実はスカーレットブックの挿絵にもある大人数での探検というのも少し期待していたんですけど、そんな流れは気配すらありませんでしたね。チャンピオンランク全員登場の総力戦、見たかったぜ……。
ゼロの大空洞は思ってたよりかはエリアゼロ洞窟部とそんなに見た目が変わりません。というかゼロラボ周囲の巨大な結晶の柱が聳える広大な空間!の方が圧倒された気もします。DLCで既存マップに追加要素が来ること自体初の試みなので、ここはまあ仕方ないかな、といったところ。奈落が存在し、落ちるときはしっかり落ちて暗転します。
最深部までは割と単調で、ひたすらテラスタルしたポケモンを倒し、先へと進みます。スナノケガワ以外は一般ポケモンでしたしね……。
メレシーがいたのはちょっと感動したポイント。HOME解禁時に御三家、伝説、リージョン違い以外で唯一入国を果たして理由を不思議がられていたメレシーが、実はパルデアの地下深くには生息していた、というのは良い伏線の回収でした。そりゃこんなところにいたら図鑑にも載らないよね……(バージョン違いのパラドックスポケモンは載るのに?)。
そういやPVにも出てきた結晶化した木も結局何もありませんでした。光の届かない地下深くに木があるのも不思議ですが、ここは地殻変動で大穴の姿が変わったことに起因するのでしょう。場所としては綺麗なのでフォトスポットとしてはうってつけです。
最深部はテラレイドのフィールドのような開けた空間で、ここで最後のイベントが発生します。ハイになってるブライア、なぜかこっちに来るテラパゴス(来るな来るな来るな!)、マスボを投げるNPCとこれを「準備がいい」で済ませてしまうシナリオ、マスボ破壊とツッコミどころのオンパレードでした。
完全に年長者としての自覚はないブライアが無計画にもテラパゴスのテラスタルを指示してテラパゴスが無事暴走、これをゼイユ、正気に戻ったスグリくんと止めてスタッフロールです。改めて書き起こしてみるとやっぱり殆どブライアのせいじゃねーか!しかしブライアがいないとステラフォルム含めて解明されなかった部分があるのも事実……、味方の顔してラスボスけしかけてきて最後は謝るって人物もこれまでのポケモンではいなかった新しいタイプなのかも。
ステラフォルムの明らかに人知を超えたやべーやつって見た目も良かったですね、ムゲンダイマックスみたくここだけの姿かと思いきや、普通に使えてなんならたまに野良テラレイドでも見かけます。
バトルは戦闘にずっと参加しないスグリくんの説得と並行して行われますが、別にスグリくんが参戦しても大きな戦況の変化はありません。楽園の守護者戦と比べるとプレイヤーの力が出るようにはなっているのかもしれません。
スタッフロールは流れますが、大空洞に来てすぐに見られる博士のメモの内容が未回収のままで、このあともう少しだけ本筋の内容が続きます。
てらす池
ありがとう、ゲームフリーク……。
ありがとう……。
ところでエリアゼロ内研究施設のメモによると、コライドンの命名後にペパーが生まれているはずなので、話の辻褄が少し合いません。また、ここで博士の名前の入ったスカーレットブックが未来の主人公の手へと渡ってしまうと本編開始時点でペパーが持っているはずの本がなくなり、結果的にタイムマシンの阻止ができなくなってしまいます。やはり博士も言っていた、「異なる時間軸」ということなのでしょうか。IFルートでもペパーらを助けられたのなら、まあいいか……。
ブライアの『ゼロの秘宝』には当然オーリム/フトゥーの顛末も書いてあるはずなので、どちらにせよここで出会った博士は違う道を歩むはずです(あれ、では本編世界線の博士は白い本を手に入れることはできなかったのでしょうか)。
そう言えばといえばもう一つ、多分ヘザーが体験したのも今回の博士と同じ現象かと思われるんですが、こっちは結局いったい誰から何を伝えられたんだろう……。転移後の記憶があやふやになってしまうのだとしたら、もしかすると本編世界線博士は白い本を見ただけで、持ち帰りはしなかったのかもしれません。
ところでここの台詞分岐、「先生です」を選ぶと博士以外にリーグ関係者もゼロの大空洞に入れる=存在を知っていることが判明します。そういう割と大事な設定まで分岐台詞にするのやめろ!
サザレイベント
テラリウムドームに着いてすぐの場所にいるサザレさんを見つけたときは、また前編のときのようなボーナスパートがあるのかと思って飛び上がりましたが、結果としてはイベントはドームでの会話とエリアゼロでの戦闘だけで、そこまでボリュームのあるものではありませんでした。まあサザレさんにいつでも会いに行けるのと、貰ったガーディ見せると反応が貰えただけでも嬉しいは嬉しいのですが。
イベントが始まるのは例の如くブルーベリー図鑑をある程度埋めてからになるのですが、これがまたかなり大変だった覚えがあります。前編と違ってHOME連携が遅かったことも大きいのですが、図鑑の少なくない部分を御三家とその進化系が占めていてブルレクをかなりやらなければ出てこない点、御三家を避けて図鑑を埋めようとするとポリゴン系やガラルヤドン系といった進化が手間なポケモンの入手が必須となる点がなかなか厄介で、結局自分も日付変わる直前くらいまでかかっていました。たぶんドームに行けるようになったらすぐにユニオンサークル発動して、ブルレクと図鑑埋めを同時に進めるのが最速だったんだろうなあ、HOMEが解禁されたいまとなっては何にも活かせなくなってしまった教訓なのですが。
タケルライコは配信前から見た目が気に入っていて、ゼロの大空洞あたりで出てくるのかと思っていたのですが、アカツキ枠だったのは少し意外でした。
ウネルミナモ・テツノイサハが期間限定枠だったので登場の仕方が予想できなかった古代エンテイもしれっと登場。プレイヤー自身もフォルムが分からないポケモンを、写真の形で最初に公開するのは都市伝説に迫っていく感じがして良かったですね。
捕まえたあとサザレに見せに戻るとコンペボールが貰えて短いイベントは終了。反応がピオニーと大差ないんだが……。
コンペボールは剣盾で一応解禁されていたものの、ウッウロボで粘ると微妙に大変だったので、ここで確定入手になったのは好きな人にとっては嬉しいところなんでしょうか。ちなみに道具プリンターでも出てきます。
その他
ここからはその他の新要素について。
自分もこれまでの記事やらXやらで散々言ってきましたが、SVにはクリア後のやり込み要素が対戦か色証厳選くらいしかありませんでした。この点について、DLC後編では割とボリュームのあるやり込み要素が揃っています。期待していたバトル施設の実装が結局なかったのは残念でしたが……。
リーグ部
BP支援
部活動「リーグ部」にてBPを支援することで、様々な恩恵が受けられます。
まずはボールの投げ方。以前の世代ではあった要素なので、復活という形になるでしょうか。「しのび」や「ガラルスター」などファンが喜ぶものも並びます。必要BPも少なく良心的。
環境整備にBPを支援すると、ドームで野生出現するポケモンの種類が増えます。と言ってもこれまで出現のなかった御三家が増えるだけで、必要BPも3000と割高です。オシャボ勢や色厳選の民にとっては大きな意味がありますが、御三家の落とし物は存在しないため、それ以外の目的での優先度はさほど高くありません(HOME解禁前に図鑑を埋めようとした場合はその限りではありませんでしたが)。
部室の内装とBGMも変えられます。何も考えず一番高い内装にしたところ、ゴジャボもヤバソチャもデフォルトで備わっていたため自分は美術部にはほぼ頼んでいません。BGMはSVのほとんど全曲と一部の特別な曲を部室に流すことができます。何も考えずコトブキムラにしていたら「SVまで来て結局それ流してるの?」とか言われましたが。
あとは例のガチャですね、ポケモンの落とし物を入れると道具が出てくる道具プリンターは、剣盾のウッウロボと比べてかなり使いやすく、お目当てのものも出やすい印象です。特に落とし物はこれまで使い道のないものは本当に貯まる一方だったので、売る以外の用途ができたのは嬉しいところ。
さて、肝心のBP集めですが、またしてもマルチ推奨コンテンツでした。特別講師との交換とBP支援くらいならなんとかソロでも集められる量でしたが、おやつおやじで伝説を集めようと考えるならばサークルミッションの達成が必須となるため結局マルチが必要になります。真面目な人が4人集まれば3-4時間ほどで必要な総BPは集まりましたが、欲しくもないポケモンを捕まえ、必要もないのにサンドイッチを作る作業をサボる=迷惑にならないようにやり続ける数時間というのは正直かなりきつかったです。
特別講師
リーグ部でもう一つできるのが特別講師の招待で、パルデアのジムリーダーやリーグ関係者、アカデミーの教師を最大2人まで部室に呼ぶことができます。台詞は3回までは呼ぶたびに変化し、最終的にはパートナーリボンを持ったポケモンとの交換ができます。さらに、特に関係の深い2人を読んだ際には特殊な会話が発生するほか、ポケモンバトルの再戦も完備。オタクを殺しに来てます……?
そしてこれを全て回収するにはまたしても莫大なBPが必要となります(おわりです)。
会話は新たな側面が見えるタイプから、本編後のストーリーが聞けるものまでかなり気合が入っていて、いよいよキャラゲーとしての側面を強固にしてきています。ここ、人物一人一人の感想まで書こうと思えば書けそうなんですが、今回はあくまで後編の感想ということで割愛します。Xでちょろちょろ書いてはいるのでそっちで……。
裏番長
BP支援の一環に入るのですが、ある程度BPを消費したあと特別講師をたくさん呼ぶと、裏番長ことシアノ校長と戦えます。イベントとしてはバトルと会話だけなのでそこまで大きくはないです。
イッシュ統一パに、切り札としてイッシュリーグの建物に見えなくもない岩テラスジャローダを使ってきます。過去最高級の平均レベルに加えて、ダブルバトルでバークアウトや地ならし、守るを効果的に使ってきます。シアノ校長自身も最初と最後以外あまり出番がないのが悔やまれる面白く、かつこれまであまりいないキャラでしたね。
スター団
しれっとパルデアの方のアカデミーで追加されてるイベント。改造服ではないスター団に勉強を教えるとかいう二次創作みたいなボーナスイベントです。
普通のほっこり読み物イベントかと思ってたら急にこっちにガチ問題振ってきて、SVいうゲームがプレイヤーに本当の中間試験を解かせるようなゲームだったことを思い出させてくれます。
スター団は本編後、学園に戻るとは言っていたものの、各アジトで再戦できるだけだったので、ちゃんとその後の話が補完されたのは丁寧で良かったですね。
クリア後はシュウメイの競りが解禁され、ポケモンオタクであるほどたまらないラインナップとなっています。絶対に一般学生が知りえないようなデザイン混じってるけど、夢で天啓得たで済ませていいのか……?
ここのボタちゃんがかわいかったです。
メロエッタ
分かるか~~~!
見つけたやつすごいよ本当に。なんなら第一報告あがったときこちとらヒントくれるNPCすら知らなかったからな……。当日のお祭り感・ライブ感は久しぶりに良いインターネットを感じられました。
剣盾のケルディオから続いているので、これがDLCのデフォになるのかなあ。
おわりに
書いてる間に番外編とかいうのが発表されてる〜〜〜!
まあ説明不足的な感想はDLC後編を初めてクリアしたときの感想として間違ってはいないので、加筆はしないでこのまま残すぜ……。こうなったら期待するっきゃない!
さらっと流してしまいましたが、実は今回の配信とアプデで一番ありがたかったのは飛行ライドの解禁だったりします。特にブルーベリー学園に限らず、パルデアも俯瞰できるようになったことで、移動そのものが快適かつ楽しいものになりました。この調子でシンクロマシンも……どうか……!
それでは。